キョウチクトウ

jijii

2009年07月15日 17:16

散歩みちのキョウチクトウを集めてみました。



爺ィの子供の頃教わったことは「“キョウチクトウ”には毒があるから
触れてはいけない」「馬がこの葉っぱを食べて死んだ」と教えられた。
だからこの木を滅多に見ることはありませんでした。
虫除けになるからでしょうか、共同トイレの脇に植えてあるのを
よく見かけました。


最近は団地の中を散歩すると、キョウチクトウを植えているお宅が
ずいぶんあるようです。しかも赤い花だけでなく、白やピンクを見かけます。


http://www.hana300.com/kyouch1.html  夾竹桃
[学名:Nerium indicum Mill.]
キョウチクトウ科の常緑大低木。高さ2~4メートルの株立ちになる。中国名の夾竹桃は、葉が竹の葉のように狭く、花がモモの花に似ている意味で、和名はその中国名に基づく。葉は3枚が輪生し、狭長楕円(だえん)形、長さ7~15センチメートル、全縁で両端がとがり、厚い革質で毛がない。7~9月、枝先に集散花序になって紅色の香りある花を開く。花径4~5センチメートル、花冠下部は筒形で、上部は5片が回旋状に重なって平開する。花筒の喉(こう)部には糸状に細裂した付属物があり、雄しべは葯(やく)の先に糸状の付属物がある。果実は線形、長さ10~14センチメートルの袋果(たいか)で直立し、種子は先に1~1.5センチメートルの長い毛がある。普通にあるものは八重咲きで、果実のできないものが多い。このほか、花が白色一重のシロバナキョウチクトウ、花が淡黄色のウスギキョウチクトウ、葉に白斑(はくはん)が入るフイリキョウチクトウなどの品種がある。インド原産で日本へは江戸時代中期に入り、関東地方以西の本州、四国、九州、沖縄の暖地の庭園、公園に植えられている。適潤な陽地でよく育ち、海岸の砂地、やせ地でも育ち、土地を選ばない。大気汚染や潮風害に強いが、耐寒性はやや弱い。繁殖は挿木が容易で、水に挿しておくと発根する。
葉は苦味があり、薬用として強心薬の原料になるが、強心配糖体の主成分であるオレアンドリンは有毒である。類似のセイヨウキョウチクトウは地中海沿岸原産で、花色の美しい園芸品種が多い。
[執筆者:小林義雄]


これは団地の中の公園に植えてありました。



この2階建てのお宅は垣根にいっぱいですよ。



しろい花も綺麗です。



白い花が夕陽に映えて少し黄色く見えますが、黄色い花もあるそうです。



お隣の内科医院にもピンクのキョウチクトウ花が咲いていました。



ピンクの一輪です。



これは少し色の違う桃色ですね。